Dezember 2009アーカイブ

今回の、中国企業の広告展開提案と制作作業を見ていて思ったんだけど、やっぱり中国市場での広告業界の展開には、新しいビジネスモデルの確立が不可欠。


今更当たり前だけど、よほどの特殊なコンタクトポイントを押えてるのでもない限り、メディアのコミッション食って行ける時代じゃなくなってるし、基本はクリエイティブだったり、メディアプランニングだったりの、知的サービスに対するフィーで食べて行くコトがベースになってる。


ただ、難しいのは属人性の問題。ターゲット管理の難しさや環境の違いを吸収することがとっても困難で、一人ひとりのがんばりと対応力に負うところがあまりにも大きすぎる。知的サービス産業の騎手たるコンサルティングでも、フォーマット化やプロセス化によるサービスの均質性確保と効率化が急務になっている時代に、普通にマーケティング領域のフィービジネスを志向していても長くは食べて行けないはず。


一方で、属人性が高い、ということであれば、逆に他のビジネスモデルが浮かび上がってくる。つまりは、タレントプロダクション。知的サービスに対応できるタレントを開発し育てて、個人のブランド化を果たした上で市場での集金システムを作る。もちろん、年契約の人材派遣ビジネスもあるだろうし、アドホックなサービス提供や、場合によっては人材斡旋のコミッションビジネスもあり得るよね。


ちょっと、真面目に人材育成モデルとブランド化のパッケージモデルを、考えてみようかなあ。

最近、身の回りで、急にTwitter使うヒトが増えてきた。もちろん、まだまだ、わからないっていうヒトも多いんだけど、これだけ急速に広がっている背景には、やっぱりならではの魅力が詰まってるんだと思う。


じゃあ、その魅力ってなんだろう?


色々あるとは思うけど、僕がヒトに説明する時に話してるのは。【ゆるーい共時性】と【文脈の共有化】。決して強制してはいないけどTLによってゆる〜く時間は共有化され、RTやRT、ハッシュタグによって明治的に文脈が共有される。しかも(これは普及率にも関係してるけど)、blockによってノイズの発生も抑え込まれている。


このTwitterの持つ【ゆるーい共時性】と【文脈の共有化】って、実は、インターネットの、特にユビキタス環境の定着によって、僕たちが手にした『ネットでしか実現しえない新たなコミュニケーション形態』じゃないかな。PC x Web x Wiredというセットから、Mobile x Twitter x Wirelessというセットへのシフトが、コミュニケーションの新しい地平を見せてくれているのだと想う。


インターネットの一般利用が始まってから25年あまり。私たちは、また新しい確か、Twitterの立上げが2007年、インターネットの一般利用開始がのフロンティアに立っている。新しいコミュにーション形態の成立は、新しい表現手法や情報伝達の成長を加速する。これからどんな表現手法や生活が生まれてくるんだろう?


とっても楽しみ。

キャンペーンデザインの中核となる、メッセージとコンタクトポイントを掛け合わせた概念を指す【ビッグアイデア】って言葉あるでしょ?この言葉ってね、キット日本人が聞いてるイメージってすごく偏ってるんだと思う。


アイデアって語感からは、単に、たくさんの面白い思いつきがたくさんあって、その中からもっとも面白そうなモノを選んでいるように聞こえるんだけど、実は全くそうじゃない。


多くの【ビッグアイデア】はすっごく理詰めで考えて、新しいパーセプションを一気に確立するために、もっとも適切なソリューションを追及して、最後の最後に突き抜けた瞬間に生まれてきてるんだと思う。


もちろん、バーバリアンやたかまつさんがやってるみたいに、最初から突き抜けたソリューションがあって、そこから発想が進んでパーセプションチェンジやターゲットに結びつくコトもあるんだけど、それにしたって、戦略的な整合性が最終的に完璧につながってるから、パワーを持ち得るんだよね。(逆にいえば、突き抜けたソリューションを持ってるんだったら、戦略的につながるクライアントや案件を、主体的に探さなきゃならないってこと)


つまり大切なのは、出口と入口が戦略という太いパイプでつながっているコト。

本当にステキなキャンペーン作りに必要なのは『5%のクリエイティビティと95%の戦略思考』。ホントはね、【ビッグアイデア】って【ビッグストラテジー】と一体化されてるって、忘れちゃいけないと思うな。

僕らのような仕事をしてても、最近、周囲に調査ギライなワカモノたちが増えてきてる。コミュニケーションデザインやら、ビッグアイデアやら、360°を夢想して、調査なんてものは古くさくてdullなものに見えてるらしい。


何か少し、勘違いしてる気がする。ごくごく普通にアイデアと呼ばれるものに、単にその面白さや斬新さに惹かれて、盲目的に数億のおカネを投じるクライアントは、多分いないだろう。


ノントラディショナルな展開が求められ、コミュニケーションの仕組みそのものの革新性が求められているからこそ、強く求められているのが『アイデアのアカウンタビリティ』なのである。


渾身のチカラをこめて見つけ出したアイデアを、クライアントやチームに対してロジカルに説明し、他のヒト(競合社)のそれに対する優位性について戦略的な観点な検証を行って、しっかりとした基盤の上で提案を行うことが、今こそ強く希求されている。アカウンタビリティがあるからこそ、クライアントやチームは、まるで荒唐無稽とも言えるアイデアに賭けることができ、魅力的なコミュニケーションを実施することが出来る。実態的なコミュニケーションの提案実行において、『アイデア』と『アカウンタビリティ』は不可分の概念となっているのである。


この『アイデアのアカウンタビリティ』を支える意味で、調査はとっても使いやすくて強力な武器となる。定量/定性での市場調査、業界調査に基づく3C分析やSWOT、さらにはこれらの調査に基づくビビッドで興味深いターゲット/業界インサイトが、アカウンタビリティを支え、提案したアイデアを実行へとつなげていく。


実際、たかまつさんやうちやまさん、やまだくんやきしくんなど、当世第一品と呼ばれるコミュニケーションデザイナー達は、皆、実に上手に調査を使い倒す。彼らのアイデアは、それそのものの斬新性もさることながら、調査とインサイトに支えられたアカウンタビリティがあるからこそ、輝いて見え、実行につながって行くのである。


アイデアや知恵で稼がなければならない時代だからこそ、知恵のアカウンタビリティを高めることに、もっともっと注意を払っても良いんじゃないだろうか。

Twitterを毎日使うようになってから、すっかりネットの使い方が変わってきた。メールやmsnの使用頻度が減ってきてるんだけど、中でも一番使わなくなってきたのがRSS。


もともとは、ニュースジャンキー性格ゆえ、Google ReaderやSafariに、ニュースサイトやチェックしたいblog、アップデートが気になるブランドなんかを登録して,毎日かなり多用してた。だけど、いまやTwitter読むだけで、おおよそのニュースは入ってくるし、むしろwebに反映されるより断然早く情報がアップされるから、RSSを使う意味そのものが失われてしまいつつあったわけ。


とはいえ、最後まで、どうしてもTwitterに置き換わってくれないのが、AdAgeやその他の広告系のニュースサイト。広告だから、結局グラフィックや動画のイメージが必要で、もちろんTwitterでリンクを発信してたりはするんだけど、結局リンク先に飛ばなきゃ中身がわからないのが嫌でRSSを使い続けてた。


当然,iPhoneでもRSS Readerは必須で、ここんところしばらく「Byline」を使ってきた。
Bylineの特徴は、なんといってもGoogle Readerとのシンク。Google Readerで登録しているフィードを自動的に読み込んでくる。Google Reader側で、新規に登録したり変更すれば、自動的に反映されるから、面倒な登録作業をiPhoneで行う必要もなく、簡単に管理できる。また、もう一つの素敵な特徴が、キャッシュに記事をためてくれる機能。これのおかげで地下鉄や飛行機での移動中にも記事が読めるって強みもあった。
ただその一方で、どうしてもいただけなかったのは、そのインターフェース。アイコンも何となく好きになれないままだったし、その使い勝手もイマイチな感じが残ってた。


そこで、ずーっとBylineの後継アプリを探してたんだけど、ついこの前、app storeのgenious機能で紹介されたのが『Newse』。まだ評価は上がっていなかったけれど、スクリーンショットに惹かれて、ダウンロードしてみた。


この2〜3日使ってみた感想は、大満足!


Bylineと同様Google Readerとシンクロしていて、しかも記事のキャッシュ機能もバッチリ。何より、アイコン(スクリーンショットの中の緑のアイコン)や、画面設計などのインターフェースがキレイ。内蔵ブラウザも安定しているし、今どきのアプリらしく、Twitterやinstapaperへの発信機能もついている。とりあえず、僕の利用形態に照らし合わせると、文句なしって感じ。このアプリのおかげで、またRSS読む機会が増えた気がする。


あとは、使う側が、どこまで記事を的確に読み込んで、価値ある情報へと変えることができるかが、問題だなぁ。




Twitter アップデート


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