クリエイティビティに触れるプレゼント

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少し前のことだけど、ブックカバーをいただいた。なぜいただいたのか、いついただいたのか、今となっては定かではないけれど、多分、何かのお祝いのお返し的なものだったのではないかと思う。


実は、おととしタブレットを手に入れてから、電子書籍とRSSのフィードを読むだけで手一杯で、単行本とか文庫本とか、実体としての本を読むことを、ついぞしていなかった。もちろん彼女はそんな様子を知っているはずだから、ブックカバーをもらったときには、なぜか唐突な感じがして、いささか驚いたのを覚えている。


持論だけど、言葉はカルシウムと同じだと思う。使えば使うほどあっという間に減ってきて、自分では創りだせない。だから、本を読んで復活させるしかない。殊に、プレゼンが続くと、あっという間に言葉は枯渇して、日常生活ですらままならなくなる。本を読むということは、すなわち本を食べて、言葉をカラダに吸収することなのだと思う。困ったことに、RSSと電子書籍では、この吸収がうまくいかないらしい。


駄文を書き連ね、プレゼンでしゃべり倒し、にもかかわらず、しばらく本をきちんと読むこともなかったのだから、最近の語彙の低下は著しかったのだと思う。だから頂いたブックカバーは、人前で話すことを生業としながら、浅学を一顧だにせず、精勤することのない僕への戒めだったのかもしれない。


おかげで、久しぶりに本を読むことになった。久しぶりゆえ、信じられない程の遅読だけど、それでも数週間前に比べれば、大進歩。そして、少しずつ、言葉を吸収しはじめている。(だから、久しぶりにブログの更新も出来たのだけど)それに、朝仕事前に少し本を読むと、それだけでも一日が違うものに見えてくる。


今度、機会があれば、僕もブックカバーをプレゼントしよう。
何か、少しでも、その人のクリエイティビティに触れるプレゼントをしよう。

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このページは、maroが24.06.12 23:07に書いたブログ記事です。

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