イノベーションへのモチベート

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先日、ある大企業の若手有望株とお話しする機会があった。

この企業、業界に変革をもたらすことで成功し、長期間にわたって高い収益性を誇って来た企業なのだけれど、昨今の早すぎる環境変化の中で、基幹事業がベンチャーに蚕食されて収益性が悪化し、いつしかノルマ至上主義となって組織風土が劣化してしまった、典型的な大企業病に陥っていた。

で、当然のように、バリュチェーンの再構成と、その前提としてのカンパニー制への移行、提供価値の再整理と強化策の検討、若手への権限移譲による組織のアジャイル化、なんてメニューを提案したんだけど… 初手の「バリューチェーンの再構成」「カンパニー制への移行」のところでつまづいた。

「たくさん人がいるからこそ、できることがあると思うんです。」


うーん、でもさ、それを追求してここまで来て、ニッチもサッチも行かなくなりつつあるんじゃないかな。もちろん、彼(彼女)が悪いわけじゃない。大企業であることを、ほぼ妄信的に是として、イノベーションへのモチベートを行ってこなかった、マネジメント層にこそ問題があるのだと思う。

一人ひとりの、イノベーションへのモチベートを継続していくこと。否応なく変革を求められる時代だからこそ、組織をイノベーションへと鼓舞し、リードしていくことが、経営には強う求められているのだと思う。



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このページは、maroが 7.11.16 19:51に書いたブログ記事です。

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